部屋の配線をスッキリさせたいけれど、壁の角や家具の裏の曲がり部分でどうすればいいか悩んでいませんか。
そんな時、私たちの強い味方になってくれるのが100均のダイソーで手に入る配線カバーです。
しかし、いざ使ってみようと思っても「どの太さを選べばいいの」「角の付け方が難しくて綺麗にできない」といった壁にぶつかってしまうことも少なくありません。
特に、部屋の隅にある床と壁が交わる角の部分は、配線カバーの処理が難しく、諦めてしまった経験がある方もいるでしょう。
この記事では、そんな悩みを完全に解決するため、ダイソーの配線カバーを使った曲がり部分の攻略法を徹底的に解説します。
商品の選び方から、長さ1mや太さ16mmといった具体的なサイズの紹介、人気の黒カラーの活用法まで詳しくご紹介します。
さらに、同じ100均のセリアや、ニトリ、ホームセンターで売られている商品と何が違うのかも比較検証しました。
賃貸住宅にお住まいの方でも安心して使える、壁を傷つけないマスキングテープを使った驚きの裏ワザも公開します。
この付け方さえマスターすれば、誰でもプロ並みの仕上がりを手に入れることができます。
さあ、この記事を読んで、ごちゃごちゃした配線に別れを告げ、スッキリとした美しいお部屋作りを始めましょう。
記事の要約とポイント
- ダイソーで手に入る配線カバーの種類や太さ(16mm)・色(黒)の選び方が分かる
- 壁の角や床への配線カバーの基本的な付け方を初心者にも分かりやすく解説
- 賃貸でもOK!マスキングテープを使った壁を傷つけない裏ワザが分かる
- 100均のセリアやニトリ、ホームセンター製品との違いを比較できる
テレビの裏、パソコンデスクの下、部屋の隅っこ。ふと目をやると、黒や白のケーブルがまるで生き物のようにとぐろを巻いて、ホコリを静かに纏っている…。そんな光景に、ため息をついたことはありませんか。何を隠そう、この道30年以上の私も、若い頃は無頓着でしてね。床に無造作に這わせたケーブルに足を引っかけて、買ったばかりのパソコンを床に叩きつけた、なんて笑えない過去があるんです。あのガシャン!という音は今でも耳に残っていますよ。
でも、安心してください。そのごちゃごちゃ、イライラの元凶は、私たちの強い味方であるダイソーの、たった110円の配線カバーで見事に解決できるのですから。ただ、この便利なアイテムも、ちょっとしたコツを知らないと「壁の角でうまく収まらない」「曲がり部分が不格好になってしまった」なんてことになりがちです。この記事では、長年の経験で培った知見と、ちょっぴりの失敗談を交えながら、ダイソーの配線カバーを徹底的に使いこなすための選び方から美しい付け方、そして驚きの裏ワザまで、余すところなくお伝えしていきましょう。さあ、一緒にスッキリとした快適な空間を取り戻しませんか。
ダイソー配線カバーの選び方と付け方
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配線カバー
付け方
太さ
マスキングテープ
ダイソーで買える配線カバーの種類を、太さ16mmや長さ1mなどのサイズ、人気の黒といった色選びの観点から解説。床や壁の角に綺麗に設置する基本的な付け方のコツから、賃貸でも安心のマスキングテープを使った裏ワザまで、初心者でも簡単に真似できる方法を具体的に紹介します。
- ダイソーで買える配線カバーの種類と太さ(1m・16mmなど)
- 床や壁に馴染む色の選び方!定番の白から人気の黒まで紹介
- 壁の角にキレイに設置!配線カバーの基本的な付け方を解説
ダイソーで買える配線カバーの種類と太さ(1m・16mmなど)
さて、まずは敵を知ることから始めましょうか。意気揚々とダイソーの電気小物コーナーへ向かうと、そこには様々な種類の配線カバーが、まるで出番を待つ兵士のように整然と並んでいます。ここで焦って適当なものを選んでしまうのが、DIY初心者が陥りがちな最初の罠。実のところ、この選択が後の仕上がりを大きく左右するのです。
ダイソーで手に入る配線カバーは、主に「太さ」と「長さ」で分類できます。まず長さに注目してみると、最も一般的なのは1mのタイプでしょう。床からコンセントまでの高さや、デスクの幅などを考えると、この1mという長さは非常に使い勝手が良い。私も現場では、まずこの1mタイプを基準に計算を始めます。短い距離であれば、30cmや50cmといった短いタイプも売られているので、無駄なく使いたい方にはそちらもおすすめです。
次に、そして最も重要なのが太さです。これは一般的に「号数」で表記されていまして、数字が大きくなるほど太くなります。例えば、0号、1号、2号といった具合ですね。これが具体的に何mmなのかはパッケージに記載されていますが、例えば1号であれば幅が16mm程度のものが主流です。
ここで私の若かりし頃の失敗談を一つ。昔、電話線を隠したくて、見た目がスリムだからという理由だけで一番細い0号の配線カバーを買って帰ったことがあるんです。いざ電話線を収めようとしたら、一本でもうパンパン。蓋がパチンと閉まらず、浮き上がってしまった。結局、もう一度お店に走る羽目になりました。皆さんはこんな無駄足を踏まないでくださいね。
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どの太さを選べばいいか、目安はありますか?
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素晴らしい質問ですね。これは鉄則ですが、必ず「隠したいケーブルが何本で、それぞれどのくらいの太さなのか」を事前に確認してください。そして、実際に収納する際は、カバーの容量に対して8割程度の収納に留めておくのが美しく仕上げるコツです。ケーブルが中でぎゅうぎゅう詰めだと、熱がこもりやすくなる可能性もゼロではありませんからね。
参考までに、一般的なケーブルと推奨される配線カバーの太さの目安を簡単なテーブルにまとめてみました。これはあくまで私の経験則ですが、一つの指標にはなるはずです。
| ケーブルの種類と本数 | 推奨される太さ(号数) | 具体的な幅の目安 |
| LANケーブル 1本、細い電源コード 1本 | 0号 | 約12mm |
| 電源ケーブル 1〜2本、HDMIケーブル 1本 | 1号 | 約16mm |
| 電源タップのケーブル、太いケーブル 2〜3本 | 2号 | 約22mm |
| 複数の太いケーブルをまとめる場合 | 3号以上 | 約26mm〜 |
この表をスマホで写真に撮っておくだけでも、ダイソーの売り場で迷う時間がぐっと減るでしょう。まずはご自身の隠したい配線と、この表をじっくり見比べてみてください。正しい太さ選びが、美しい配線整理への第一歩なのです。
床や壁に馴染む色の選び方!定番の白から人気の黒まで紹介
配線カバーの太さが決まったら、次に考えるべきは「色」です。これを疎かにすると、せっかく配線を隠したのに、カバーそのものが悪目立ちしてしまい、なんだか残念な結果になりかねません。「色なんて、壁に合わせて白を選んでおけば間違いないだろう」…そう考える方が大半かもしれません。もちろん、それは王道であり、多くの場合で正解です。日本の住宅は白い壁紙が多いですから、白い配線カバーは空間に溶け込みやすく、圧迫感を与えません。
しかし、ここで一歩踏み込んで考えてみるのが、プロの仕事というものです。床や壁の色、そして部屋全体のインテリアテイストを考慮することで、配線カバーは単なる「目隠し」から「インテリアの一部」へと昇華させることができるのです。
例えば、最近のモダンなインテリアでは、壁は白でも床はダークブラウンやグレーといった濃い色を採用するケースが増えています。そんな時、床に沿って配線カバーを設置するなら、壁に合わせて白を選ぶより、床の色に近い茶色や黒を選んだ方が、空間全体が引き締まって見えることがあります。特に、テレビやオーディオ機器周りは黒いケーブルが多いですから、黒の配線カバーを使えば、機器との一体感が生まれて非常にスタイリッシュな印象になります。
2015年頃だったでしょうか、横浜で手掛けたリノベーション案件でのことです。クライアントはコンクリート打ちっぱなしの壁を活かした、いわゆるインダストリアルな雰囲気を好んでいました。そこで私は、あえて配線を見せるような形で、黒いケーブルを黒の配線カバーで壁に這わせ、それをデザインのアクセントとして利用したのです。これが功を奏し、無機質な空間に一本の力強いラインが加わり、クライアントにも大変喜んでいただけました。
このように、セオリーから少しだけ外れてみる勇気が、思わぬ効果を生むこともあるのです。ダイソーでは、定番の白、茶色はもちろん、最近では黒や木目調の配線カバーも手に入ります。
- 白: 最も無難で、どんな白い壁にも馴染む万能色。
- 茶色(木目調): フローリングの床や木製の家具との相性が抜群。
- 黒: AV機器周りや、モダン・インダストリアルな部屋のアクセントに。
あなたの部屋の壁や床はどんな色をしていますか?一度、部屋全体をぼんやりと眺めて、どの色が一番しっくりくるか想像してみてください。そのひと手間が、仕上がりの満足度を格段に上げてくれるはずですよ。
壁の角にキレイに設置!配線カバーの基本的な付け方を解説
さあ、道具は揃いました。いよいよ取り付け作業、ここが腕の見せ所です。焦りは禁物。一つ一つの工程を丁寧に行うことが、プロのような美しい仕上がりへの近道です。特に、壁の角や部屋の隅の部分は、多くの人がつまずくポイント。ここをどう制するかが、今回の最大のテーマと言っても過言ではありません。
まず、基本中の基本ですが、設置する場所のホコリや汚れは、固く絞った雑巾などで綺麗に拭き取っておきましょう。壁面に油分などが付着していると、両面テープの接着力が著しく低下してしまいますからね。
次に、正確な採寸です。メジャーを使って、必要な長さをきっちりと測ります。この時、角の部分をどう処理するかをあらかじめ決めておくことが重要です。一番簡単なのは、壁の角で一本のカバーを終え、もう一方の壁で新しいカバーを始める「突きつけ」ですが、これだと角にどうしても隙間ができてしまいます。
そこで、プロが使うのが「留め(とめ)」と呼ばれる、45度でカットして突き合わせる技法です。
- まず、配線カバーを角に当て、鉛筆などで切断するラインに印をつけます。
- その印に合わせて、カッターナイフやプラスチック用のノコギリで、断面が45度になるようにゆっくりとカットします。一気に力を入れると割れてしまうことがあるので、焦らず、数回に分けて切り込みを入れるのがコツです。
- 同じようにもう一本の配線カバーも45度にカットし、角でピタリと合うか仮組みしてみます。
この45度カット、言うは易し、行うは難し。私も若い頃は何度も失敗しました。角度が甘くて隙間ができたり、逆に切り込みすぎて長さが足りなくなったり…。そんな時は、木工用ボンドや修正ペンで隙間を埋めて誤魔化したりもしました。まあ、これも経験ですね。
カットが終われば、いよいよ貼り付けです。ダイソーの配線カバーの多くには、裏面に両面テープがついています。剥離紙を少しずつ剥がしながら、壁にまっすぐ貼り付けていきましょう。一気に全部剥がしてしまうと、途中で曲がってしまった時に修正が効きません。
配線を内部に収める際は、無理に詰め込まないこと。ケーブルにテンションがかかると、蓋が浮き上がってくる原因になります。特に電源ケーブルなどを無理に束ねると、熱がこもりやすくなり、最悪の場合、火災の原因にもなりかねません。電気配線の取り扱いには十分な注意が必要です。この点については、経済産業省のウェブサイトでも電気製品の安全な使用に関する注意喚起がなされていますので、DIYを行う前に一度確認しておくことを強くお勧めします。
https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/
最後に蓋をパチンと閉めれば、作業は完了です。どうです?あの忌まわしいケーブルの姿が消え、壁と一体化した美しい直線が生まれたでしょう。この瞬間の達成感こそ、DIYの醍醐味なのです。
ダイソー配線カバーの曲がりを解決!100均・他社製品との比較
さて、直線の設置はマスターしましたね。しかし、私たちの前にはまだ最大の難関、「曲がり」が待ち構えています。壁の角は45度カットで対応できましたが、家具を避けるような緩やかなカーブや、複雑な曲がり角はどうすればいいのでしょうか。
正直に申し上げますと、ダイソーで売られているような硬質プラスチック製の配線カバーは、構造上、曲げることを想定して作られていません。無理に曲げようとすれば、「パキッ」という悲しい音とともに、無残に割れてしまうのがオチです。
では、諦めるしかないのでしょうか?いいえ、方法はあります。
一つは、昔ながらの力技。カッターで配線カバーの外側、あるいは内側に等間隔で何本も切り込みを入れて、少しずつ曲げていくという方法です。ただし、これは非常に手間がかかりますし、切り込みがガタガタになって見た目もあまり美しくありません。正直、あまりおすすめできる方法ではないですね。
そこで、より現実的な解決策として浮上するのが、他社の製品、特に同じ100均であるセリアや、ニトリ、そして専門的な品揃えを誇るホームセンターのアイテムとの比較検討です。ダイソーだけで全てを完結させようとせず、それぞれの店の長所をうまく利用する「適材適所」の発想が重要になってくるのです。
もしかしたら、あなたは「100均の商品なんて、どこで買っても同じだろう」と思っているかもしれません。しかし、それは大きな間違いです。同じ配線カバーという名前でも、店によってその特徴は全く異なります。セリアにはデザイン性に富んだものが、ホームセンターにはプロも唸るような専用パーツが、そしてニトリには家具との調和を考え抜かれた製品が並んでいます。
この後の章では、私が実際に各店舗に足を運び、自らの目で見て、手で触れて確かめた、それぞれの製品の具体的な違いを徹底的に比較・解説していきます。ダイソーの限界を知り、他社の製品の長所を知ることで、あなたの配線整理の選択肢は無限に広がっていくはずです。さあ、もっと広い世界を一緒に覗いてみましょう。
ダイソー配線カバーを100均他社と比較
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100均
ダイソーの配線カバーは本当に買いか?同じ100均のセリアや、ニトリ、ホームセンターの製品と「曲がり」への対応力、品質、価格を徹底比較。それぞれのメリット・デメリットを検証し、あなたの部屋と用途に最適な配線カバー選びをサポートします。もう商品選びで迷いません。
- 裏ワザ!マスキングテープを使えば賃貸でも安心&見た目も◎
- セリアの配線カバーとダイソー製品を徹底比較!どっちが買い?
- ニトリやホームセンターの配線カバーと比べて分かったこと
- ダイソー配線カバー曲がりの総括:ポイントを押さえて配線スッキリ
裏ワザ!マスキングテープを使えば賃貸でも安心&見た目も◎
本題に入る前に、ここで一つ、特に賃貸住宅にお住まいの方には絶対に知っておいてほしい、とっておきの裏ワザを伝授しましょう。それは、マスキングテープの活用です。
「え、マスキングテープ?」と、拍子抜けしましたか?しかし、この何気ない文房具が、配線カバーの設置において革命をもたらすのです。賃貸住宅で最も気を使うのが、壁に傷をつけずに原状回復できるか、という点ですよね。配線カバー付属の両面テープは、思いのほか強力です。剥がす際に、壁紙まで一緒にベリッと剥がしてしまった…なんて悲劇は、絶対に避けたいところ。
そこで、このマスキングテープの出番です。やり方は驚くほど簡単。
- まず、配線カバーを設置したい壁のラインに沿って、マスキングテープを先に貼ります。
- 次に、そのマスキングテープの上から、配線カバーを両面テープで貼り付けます。
- これだけです。
たったこれだけの手順で、退去時にはマスキングテープごと配線カバーを綺麗に剥がすことができ、壁には一切傷が残りません。まさに、賃貸住まいの救世主と言えるでしょう。
この話には後日談がありまして。ある若い女性のクライアントのお部屋でこの方法を試した時のことです。彼女はたくさんの可愛らしい柄のマスキングテープを持っていました。ふと、「このマスキングテープを、配線カバー自体に貼ってみたらどうだろう?」というアイデアが閃いたのです。早速、白い配線カバーに木目調のマスキングテープを丁寧に貼り付けてみたところ、どうでしょう。まるで最初からそういう製品だったかのように、部屋のナチュラルな雰囲気に完璧に溶け込んだのです。
それ以来、壁の色に合うカバーがない時は、壁紙に近い柄のマスキングテープをカバーに貼ってカモフラージュする、というのも私のテクニックの一つに加わりました。ダイソーやセリアには、驚くほど多様なデザインのマスキングテープが揃っています。これを活用しない手はありません。
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マスキングテープの粘着力で、重さに耐えられますか?
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鋭いご指摘です。確かに、マスキングテープの粘着力はそれほど強くありません。ですから、電源タップやACアダプターのような重量のあるものをカバー内に収める場合は、剥がれてきてしまう可能性があります。この裏ワザは、LANケーブルやスピーカーケーブルなど、比較的軽量な配線を隠す際に特に有効だと考えてください。何事も、使い分けが肝心ですね。
見た目の問題を解決し、さらに壁も守ってくれる。マスキングテープは、100均で手に入る、まさに魔法のアイテムなのです。
セリアの配線カバーとダイソー製品を徹底比較!どっちが買い?
さあ、100均探訪の始まりです。まずはダイソーの永遠のライバル、セリアの売り場を覗いてみましょう。セリアといえば、お洒落でデザイン性の高い商品が多いというイメージがありますが、果たして配線カバーについてはどうでしょうか。
実際に私が近所のセリアの店舗に足を運んでみたところ、確かにダイソーとは品揃えに明確な違いがありました。ダイソーが実用性重視のシンプルな製品ラインナップであるのに対し、セリアは「見せる」ことを意識した商品が目立ちます。特に、リアルな木目調のデザインがプリントされた配線カバーは、ナチュラル系のインテリアに合わせたい方にはたまらないでしょう。
そして、ここが最も重要なポイントですが、セリアではダイソーではあまり見かけない「コーナーパーツ(マガリ)」が売られていることがあるのです。これは、配線カバーを角で直角に曲げるための専用パーツで、これを使えば、あの面倒な45度カットをしなくても、誰でも簡単に角を美しく処理することができます。これは、DIY初心者にとっては非常に大きなアドバンテージと言えるでしょう。
材質にも、わずかながら違いを感じました。あくまで私の主観ですが、ダイソーの製品はやや硬質でしっかりしているのに対し、セリアの製品は少しだけ柔軟性があるように思います。そのため、カッターでの切断加工はセリアの方が若干しやすいかもしれません。
それでは、両者を比較した結果をテーブルにまとめてみましょう。
| 項目 | ダイソー | セリア | 私の所感 |
| 品揃え(太さ・長さ) | 豊富で実用的 | 標準的だが十分 | 直線を長く使うならダイソーに軍配。 |
| デザイン性 | シンプル(白・茶・黒) | お洒落(木目調など) | インテリアにこだわるならセリアが魅力的。 |
| 関連パーツ | 少ない(ほぼ本体のみ) | コーナーパーツがある | 角の処理を楽にしたいならセリア一択。 |
| 材質 | 硬めで頑丈 | やや柔軟で加工しやすい | 好みが分かれるが、初心者にはセリアが扱いやすいかも。 |
結論として、「どちらが買いか?」という問いに対する私の答えは、「用途によって使い分けるのが正解」です。
壁の直線部分を長く、安価に、そして確実に隠したいのであれば、品揃えとコストパフォーマンスに優れるダイソーが最適です。一方で、部屋の角や曲がりが多い場所、あるいは配線カバー自体をインテリアの一部として楽しみたいのであれば、デザイン性と便利なコーナーパーツが揃うセリアが非常に有力な選択肢となります。
ニトリやホームセンターの配線カバーと比べて分かったこと
100均の世界から一歩踏み出して、ニトリや専門的なホームセンターにも目を向けてみましょう。価格帯は上がりますが、そこには100均製品にはない、確かな価値が存在します。
まず、お馴染みのニトリ。ここの製品は、やはり家具とのトータルコーディネートを強く意識しています。ニトリの家具に合わせたカラーリングや質感の配線カバーが見つかることもあり、部屋全体の統一感を重視する方にはぴったりです。品質も安定しており、「安かろう悪かろう」では決してない、安心感がありますね。
そして、DIYの聖地ともいえるホームセンター。ここの配線カバー売り場は、まさに圧巻の一言です。ダイソーやセリアが「一般家庭用」だとすれば、ホームセンターは「プロ仕様」の領域。太さ、色、長さのバリエーションはもちろんのこと、その真価は関連パーツの圧倒的な品揃えにあります。
- マガリ(コーナーパーツ): 壁の角で曲がるためのパーツ。
- イリズミ/デズミ: 壁の入隅(いりすみ)・出隅(でずみ)に対応するパーツ。
- ジョイント: 2本のカバーを直線で繋ぐためのパーツ。
- T字分岐: 1本の配線を2方向に分岐させるためのパーツ。
これらのパーツを組み合わせることで、どんなに複雑な配線経路でも、まるでプロが施工したかのように美しく、そして安全に収めることが可能になります。材質も、一般的な塩化ビニル樹脂だけでなく、衝撃に強いものや、屋外でも使用できる耐候性の高いものまで揃っています。
もちろん、価格は1mあたり数百円からと、100均に比べれば高価です。しかし、どうしても綺麗に収めたい場所や、人目につくリビングなど、ここぞという場所には、ホームセンターの製品に投資する価値は十分にある、と私は考えます。製品の安全性や品質に関する情報は、公的な第三者機関のウェブサイトで確認するのも一つの手です。例えば、製品評価技術基盤機構(NITE)では、様々な製品の事故事例などを公開しており、安全な製品選びの参考になります。
https://www.nite.go.jp/
結局のところ、完璧な製品というものは存在しません。ダイソーの圧倒的なコストパフォーマンス、セリアのデザイン性、ニトリの統一感、そしてホームセンターの専門性。それぞれの長所と短所を正しく理解し、自分の目的と予算に合わせて賢く使い分ける。それこそが、DIYを楽しむ上での最も重要なスキルなのかもしれませんね。
ダイソー配線カバー曲がりの総括:ポイントを押さえて配線スッキリ
さて、長い道のりでしたが、ダイソーの配線カバーを巡る冒険も、いよいよ終着点です。これまでお話ししてきたことの要点を、最後にもう一度整理しておきましょう。
まず、ダイソーの配線カバーは、直線部分の配線を隠す上では、疑いようもなくコストパフォーマンス最強のアイテムです。しかし、そのままで「曲がり」や「角」を美しく処理するのは難しい、という現実もご理解いただけたかと思います。
そこで重要になるのが、私たちが学んできた数々の知恵です。壁の角は、少し手間をかけて45度にカットすることでプロのような仕上がりに。賃貸住宅であれば、マスキングテープという魔法のアイテムが、あなたの壁を傷から守ってくれるでしょう。
そして、ダイソーだけで完結させようと固執せず、視野を広げること。角の処理を簡単にしたければセリアのコーナーパーツを、部屋全体のデザインにこだわるならニトリを、そして複雑な配線や絶対的な品質を求めるならホームセンターを頼る。この「適材適所」の考え方こそが、配線整理を成功に導く鍵なのです。
たかが配線、されど配線。ごちゃごちゃと絡まったケーブルは、見た目が悪いだけでなく、ホコリが溜まって火事の原因になったり、足を引っかけて転倒する危険も孕んでいます。それを、ほんの少しの手間と工夫で、安全で美しい空間に変えることができるのです。
この記事を読み終えた今、あなたはもう、ただのDIY初心者ではありません。ダイソーの配線カバーを自在に操るための知識とテクニックを身につけた、立派な実践者です。さあ、今度の週末は、メジャーとカッターを手に、あなたの家の「とぐろを巻いた蛇」に立ち向かってみませんか?その先には、スッキリと片付いた部屋と、大きな達成感が待っているはずですよ。あなたの挑戦を、心から応援しています。
参考






