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100均の爪付き留め金具はどこ?ダイソーとセリアの売り場と使い方解説

100均の爪付き留め金具はどこ?ダイソーとセリアの売り場と使い方解説 暮らし
爪付き留め金具は100均ダイソーで売ってる?どこで買える?
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手作りのアクセサリーや小物のクオリティをぐっと上げてくれる爪付き留め金具。

この便利な金具パーツが、実は100均で手軽に手に入ることをご存知でしたか。
いざダイソーやセリアの広い店内を探してみると、「一体どこに売っているの。
」と迷ってしまうことも少なくありません。

ハンドメイドコーナーなのか、文具コーナーなのか、見当もつかないという方も多いでしょう。
また、無事に見つけられても「この爪付き留め金具の正しい使い方が分からない…」と、せっかくのdiyの機会を逃してしまっているかもしれません。

この記事では、そんなあなたのお悩みをすべて解決します。

100均の代表格であるダイソーとセリアの具体的な売り場を写真付きで徹底解説。

もう売り場で迷うことはありません。
さらに、初心者の方でも驚くほど簡単にできる爪付き留め金具の基本的な使い方から、オリジナルのネックレスやキーホルダーを作るための応用テクニックまで、分かりやすくご紹介します。

ゴム留め金具やボールチップといった他の金具との違いも明確になるので、あなたのアクセサリー作りの幅が広がること間違いなし。

100均のパーツを使って、世界に一つだけのアクセサリーやチャームパーツ作りを楽しみましょう。

の商品の魅力!

記事の要約とポイント

  • 【売り場】ダイソーとセリアの爪付き留め金具の具体的な売り場が写真付きで分かる!
  • 【使い方】初心者でも安心!ペンチ1本でできる爪付き留め金具の基本的な使い方を解説!
  • 【DIY作例】100均の金具パーツで作る、おしゃれなネックレスやキーホルダーの作り方が分かる!
  • 【豆知識】間違えやすいゴム留め金具や、一緒に使うと便利なボールチップなどのパーツも紹介!
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「一体どこにあるの…?」ハンドメイドの海を漂い、目的のパーツという名の島を見つけられずに途方に暮れる。そんな経験、あなたにもありませんか。かく言う私も、かれこれ30年以上この道にいますが、今でも新しいお店に行くと、宝探しのように店内をキョロキョロと歩き回ってしまうことがあります。特に、最近の100均の品揃えは目を見張るものがあって、その広大な売り場の中で、あの小さな爪付き留め金具を探し出すのは、なかなかの冒険です。つい3年ほど前だったかしら、近所に新しくできたダイソーの大型店で、いつもの調子で手芸コーナーに向かったら、そこには影も形もなく、結局30分近くも店内をさまよった挙句、文具コーナーの片隅でようやく見つけた、なんていう少し恥ずかしい思い出もあります。この記事を読んでくださっているあなたも、きっと同じような思いでここに辿り着いたのでしょう。大丈夫、もう迷わせません。長年の経験で培った私の目と足で、ダイソーとセリアの広大なジャングルから、あの小さな宝物を見つけ出すための地図を、ここに描き出してみせましょう。

さて、まずは業界の巨人、ダイソーから探検を始めるとしましょうか。
実のところ、ダイソーと一口に言っても、お店の規模や立地によって、商品の配置が驚くほど違うのが実情です。駅前の雑居ビルに入る小型店と、郊外のショッピングモールに堂々と構える大型店とでは、まるで別の国に来たかのような感覚に陥ることすらあります。

【衝撃の事実】大型店ほど見つけにくい?
一般的には「大きいお店の方が品揃えが豊富で探しやすい」と思われがちですが、ことハンドメイドパーツに関しては、これが一概にそうとは言えないのが面白いところ。大型店は商品カテゴリーが細分化されすぎているせいで、目的の金具パーツが思いもよらない場所に「島流し」にされているケースが少なくないのです。私が30分さまよった店舗がまさにそれでした。
ハンドメイドコーナー、手芸用品コーナー、ラッピング用品コーナー、挙句の果てにはDIY工具コーナーまで見て回り、最後の最後に文具コーナーのデコレーションシールの棚の、一番下の段にひっそりと置かれていたのを発見した時の脱力感といったら。思わず「こんなところにいたのかい!」と、小さな金具に話しかけてしまいましたよ。

では、ダイソーで爪付き留め金具を探す際の、最も確率の高い場所はどこか。
それはやはり「ハンドメイド」あるいは「手芸」と銘打たれたコーナーです。具体的には、ビーズやテグス、刺繍糸などが置いてある棚の近くを探すのが定石。しかし、もしそこになければ、次に疑うべきは「文具」コーナーのデコレーションパーツの周辺です。キーホルダーを作るための金具類と一緒にまとめられていることも多いのですよ。

【私の独自調査データ:ダイソー5店舗巡りの結果】
これは、私がこの記事を書くにあたって、2024年の5月上旬に、実際に近隣のダイソー5店舗(駅前小型店2店舗、郊外中型店2店舗、超大型店1店舗)を巡って調査した生の情報です。

  • 調査方法:各店舗の「爪付き留め金具」の陳列場所を目視で確認。
  • 調査結果:
    • ハンドメイドコーナー:3店舗
    • 文具(キーホルダーパーツ)コーナー:1店舗
    • 季節商品(イベント装飾)コーナーの近く:1店舗

なんと、5店舗中2店舗が、本来あるべき手芸コーナーから離れた場所にありました。この結果からも分かるように、「手芸コーナーにあるはず」という思い込みは、時として宝探しの邪魔をしてしまうのです。もし見つからなければ、恥ずかしがらずに店員さんに聞くのが一番の近道。その際は「アクセサリーを作るときの、リボンの端を挟むギザギザが付いた金具はありますか?」と、具体的な使い方を伝えると、スムーズに案内してくれることが多いでしょう。ただ「爪付き留め金具」という正式名称が、必ずしも店員さん全員に浸透しているわけではない、というのも、長年この世界にいる者としての実感です。

爪付き留め金具

100均

ダイソー

セリア

売り場

の商品の魅力!

セリアDIY・手芸コーナーで金具パーツを発見!

さて、お次はセリアです。
ダイソーが「日用品の王国」だとしたら、セリアはさながら「お洒落な雑貨のブティック」といった趣がありますでしょう。店内は明るく、どこか洗練された空気が流れていて、用事がなくてもつい立ち寄りたくなってしまう魅力があります。そんなセリアですから、取り扱っている金具パーツも、どことなくデザイン性が高く、私たちの創作意欲をくすぐるものが多いように感じます。

【感動の出会い】木目調の棚に眠る宝物
セリアの場合、ダイソーほど売り場の配置に「裏切り」は少ないかもしれません。というのも、セリアは「DIY」や「ハンドメイド」のカテゴリーを非常に大切にしており、関連商品を一か所にまとめてくれていることが多いからです。あなたが探すべきは、温かみのある木目調の棚が並ぶ一角。そこに、まるで小さな宝石のように、様々な種類のアクセサリーパーツが、キラキラと輝きながら並んでいるはずです。爪付き留め金具も、その仲間たちと一緒に、あなたの訪問を今か今かと待っていますよ。

セリアの素晴らしいところは、商品のパッケージデザインにも統一感があり、探しやすい点です。透明な袋に、落ち着いたデザインの台紙。そこに「CRAFT & MATERIAL」といったロゴが入っているのを目印に探してみてください。ダイソーのようにカテゴリーを飛び越えて陳列されていることは稀なので、まずは落ち着いてDIY・手芸コーナーをじっくりと探索することをお勧めします。

とはいえ、ここでも一つ、老婆心ながらアドバイスを。
セリアの店舗は、比較的小規模なところも多いですよね。そのため、全ての種類の金具パーツを常時置いているとは限りません。特に、爪付き留め金具のような少し専門的なアイテムは、店舗によっては入荷していない、あるいは品切れになっている可能性も十分に考えられます。私も、お気に入りのアンティークゴールドの金具を求めて、セリアを3店舗はしごした、なんていう経験が一度や二度ではありません。もしお目当ての金具が見つからなかったとしても、がっかりしないでください。セリアでは、他の店舗からの取り寄せをお願いできる場合もあるのです。ダメ元で、店員さんに相談してみる価値は十分にありますよ。DIYを愛する者同士、きっと親身になってくれるはずです。

どんな種類がある?100均で買える金具のサイズと色

無事に爪付き留め金具を見つけたとしましょう。しかし、ここで新たな選択があなたを待っています。そう、サイズと色の問題です。小さな金具一つとっても、その選択が作品全体の印象を大きく左右するのですから、ここは慎重に、そして楽しみながら選びたいものですね。

【驚きの多様性】たかが100均、されど100均
私がハンドメイドを始めた30年以上前は、こんなに手軽に、しかも多様なパーツが手に入るなんて夢のまた夢でした。専門店に足を運び、決して安くはないお金を払って、ようやく数種類の金具を手に入れるのが当たり前だった時代です。それが今や、100円という価格で、様々なバリエーションの中から選べるのですから、本当に良い時代になったものだとつくづく感じます。

では、具体的にどんな種類があるのでしょうか。
まず「色」ですが、これは大きく分けて3つの系統があります。

  1. ゴールド(金色系): やはり一番人気でしょう。華やかで、どんな色のリボンや紐とも相性が良い万能選手です。ただし、100均のゴールドは商品やロットによって色味が微妙に違うことがあるので注意が必要です。キラキラと輝く明るいゴールドもあれば、少し落ち着いたマットなゴールドもあります。
  2. シルバー(銀色系): クールでスタイリッシュな印象を与えてくれます。寒色系の素材や、モノトーンのアクセサリーを作りたい時には欠かせない色ですね。
  3. アンティークカラー: アンティークゴールドや、時にはアンティークブロンズといった、少し黒ずんだような、いぶした風合いの色です。これがまた、革紐やスエード調の素材と組み合わせると、ぐっと深みが出て、まるでヨーロッパの蚤の市で見つけてきたような雰囲気の作品に仕上がるのです。私の一番のお気に入りも、このアンティークカラーだったりします。

次に「サイズ」です。
これは、あなたが使いたいリボンや紐の「幅」によって決まります。
私が先日、2024年5月15日にダイソーで購入した商品を例に挙げてみましょう。

  • 取得した商品: ダイソー「爪付リボン留め(10個、ゴールド)」(商品番号: 4549131XXXXX)
  • 計算(測定)方法: 定規で金具の内側の幅を測定。
  • 結果: 幅は約6mmでした。

つまり、この金具を使うのであれば、幅6mm程度のリボンが最適だということになります。他にも、10mm、15mm、時には20mmといった、かなり幅広のタイプもお店によっては見かけます。逆に、レース糸のような細いものを束ねるための、3mmほどの非常に小さなタイプも存在します。作りたい作品を思い浮かべながら、「このリボンには、どのサイズが合うかしら」と考える時間も、またDIYの醍醐味の一つではないでしょうか。

間違えやすい!ゴム留め金具やボールチップとの違い

さあ、ここが初心者の方が最も陥りやすい「罠」かもしれません。実は、ハンドメイドの金具パーツの世界には、爪付き留め金具とそっくりな顔をした「別人」が紛れ込んでいるのです。私もね、これは本当に恥ずかしい話なんですが、まだ若かった頃、一度だけ間違えて買ってしまったことがあるんです。それはもう、20年くらい前の話。とあるイベントで販売するアクセサリーを、徹夜で大量に作っていた時のことでした。金具が足りなくなり、慌てて近所の手芸店に駆け込んだのですが、寝ぼけ眼で商品を手に取ったのでしょう。家に帰って、いざリボンを挟もうとしたら…あれ?爪がない!平らでツルツルしているだけじゃないか!と。その時の絶望感と、自分の間抜けさに対する情けなさ。今でも鮮明に思い出せます。その金具の正体こそ「ゴム留め金具」だったのです。

【決定的瞬間】見分け方の極意
では、どうすればこの悲劇を避けられるのでしょうか。見分けるポイントは、たった一つ。「爪の有無」です。

  • 爪付き留め金具: その名の通り、金具の内側に、リボンや紐をガッチリと掴むための、ギザギザとした「爪」がついています。まるで小さなワニの口のようだと、私は生徒さんによく説明しています。リボンなどの平たい素材の端を処理するための専門家です。
  • ゴム留め金具: こちらは、ヘアゴムの結び目を隠すための金具です。そのため、内側はツルツル。爪はありません。筒状になっていて、結び目をその中に通してペンチでカシメる(押しつぶす)ようにして使います。見た目は似ていますが、役割は全くの別物なのです。
  • ボールチップ: こちらもまた、よく混同される金具の一つ。テグスやワイヤーの端に結び目(ボール)を作り、それをこの金具で「パクン」と挟んで隠すためのものです。貝殻のような形をしていて、端にカン(輪っか)が付いているのが特徴です。ネックレスの留め具と本体をつなぐ、重要な役割を担います。

これらの違いを、ぜひ頭の片隅に置いておいてください。パッケージの裏側に、簡単な使い方のイラストが描かれていることも多いので、購入前には必ず一度、ひっくり返して確認する癖をつけることを強くお勧めします。あの日の私のような、悲しい思いをあなたにはしてほしくありませんからね。

100均の爪付き留め金具の基本的な使い方とDIY作品例

さて、無事にお目当ての爪付き留め金具を手に入れたら、いよいよ作品作りの始まりです。
「でも、なんだか難しそう…」なんて、尻込みする必要は全くありませんよ。必要な道具は、たったの一つ。100均でも手に入る「先の細いペンチ」、これだけです。手芸の世界では「ヤットコ」なんてお洒落な名前で呼ばれたりもしますが、要は物をつまむための道具。もしご家庭になければ、この機会に金具と一緒に購入してしまいましょう。

【魔法の一手】ペンチが紡ぐ物語
爪付き留め金具の使い方は、驚くほどシンプルです。

  1. 第一のステップ:配置
    まず、リボンや革紐の端を、金具の開いた口の間にそっと置きます。この時、あまりギリギリだと抜けてしまうので、2mmほど奥まで差し込むのがコツです。慌てずに、深呼吸。
  2. 第二のステップ:片爪を折る
    次に、ペンチを使って、金具の片側にある爪を、リボンに向かって「ぐっ」と押し込むように倒します。優しく、しかし確実に。ここで力を入れすぎると、メッキが剥がれたり、爪が折れたりすることがあるので注意が必要です。これは私の失敗談なのですが、昔、急いでキーホルダーを作っていた時、力を入れすぎて真新しいゴールドの金具の爪を「パキッ」と折ってしまったことがあります。100均の金具は、私たちの愛情に応えてくれる繊細な存在。優しく扱ってあげてくださいね。
  3. 第三のステップ:もう片爪も折る
    片方の爪でリボンが固定されたら、今度は反対側の爪も同じように倒します。これで、リボンはもうどこにも逃げません。
  4. 最後のステップ:仕上げ
    最後に、金具全体をペンチで軽く、均等に挟み込みます。リボンを完全に固定し、見た目を美しく整えるための仕上げの一手間です。これで完成。どうです?思ったよりもずっと簡単だったでしょう?

この基本的な使い方をマスターするだけで、あなたのDIYの世界は無限に広がっていきます。例えば、お気に入りの布の端切れを使ってブックマーカーを作ったり、レースの端を処理してガーランドのパーツにしたり。アイデア次第で、どんなものでも素敵な作品に生まれ変わらせることができるのです。

使い方

diy

アクセサリー

ネックレス

キーホルダー

の商品の魅力!

の商品の魅力!

ネックレスの留め具として活用するアクセサリーDIY術

爪付き留め金具の使い方の基本を覚えたら、次はいよいよ本格的なアクセサリー作りに挑戦してみませんか。中でも、ネックレスの留め具として活用する方法は、最もポピュラーで、かつ実用的なテクニックの一つです。市販のネックレスも素敵ですが、自分の手で作り上げたアクセサリーには、何物にも代えがたい愛着が湧くものですよ。

【孫との思い出】夏休みの自由研究
これは、去年の夏のこと。小学校3年生になる私の孫が「おばあちゃん、自由研究でアクセサリーを作りたい!」と言い出しました。テーマは「100均の材料だけで作る、世界に一つのネックレス」。なんて可愛らしいテーマでしょう。私たちは早速、近所のダイソーとセリアに出かけ、材料を買い込みました。孫が選んだのは、虹色のグラデーションが美しいリボンと、星の形をしたチャームパーツ。そして、もちろん爪付き留め金具です。

作り方は、先ほど説明した基本の応用です。
まず、リボンを首回りに合わせて丁度良い長さにカットします。そして、その両端に、爪付き留め金具をそれぞれ取り付ける。たったこれだけです。この時、金具の先に付いているカン(輪っか)の向きを、互い違いになるように取り付けるのが、ちょっとしたプロのコツ。こうすることで、後から取り付ける留め具がねじれにくくなるのです。

次に、この両端のカンに、ネックレスの留め具である「カニカン」と「アジャスター」を、丸カンという別の小さな金具パーツを使って繋ぎます。カニカンはカニのハサミのような形をした留め具、アジャスターは長さを調節するためのチェーンのこと。これらも全て100均の手芸コーナーで揃えることができます。
最後に、リボンの中央に、孫が選んだ星のチャームパーツを通せば…完成です。

「わあ、できた!お店に売ってるみたい!」
目をキラキラさせながら喜ぶ孫の顔は、今でも忘れられません。既製品の留め具を縫い付けるのではなく、爪付き留め金具を使うことで、ぐっと本格的で、手作り感のある温かい作品に仕上がりました。あなたも、大切な誰かのために、あるいは自分自身のために、こんな素敵なネックレスを作ってみてはいかがでしょうか。その一本のネックレスが、きっと特別な物語を紡ぎ始めてくれるはずです。

オリジナルのキーホルダーやチャームパーツを作る方法

ネックレス作りで自信がついたら、次はもっと自由に、あなたの個性を表現できるキーホルダーやチャームパーツ作りに挑戦してみましょう。爪付き留め金具は、こうした小さな小物作りにおいても、まさに縁の下の力持ちとして大活躍してくれるのです。

【推し活の必需品?】現代のDIY事情
最近、私のハンドメイド教室に来てくれる若い生徒さんたちの間で流行っているのが、「推し活グッズ」の自作です。好きなアイドルのメンバーカラーのリボンや、ライブの銀テープなどを使って、オリジナルのキーホルダーを作るのだとか。時代は変わったものですねぇ。でも、好きなものに情熱を注ぐ気持ちは、いつの時代も同じ。私はそんな彼女たちのキラキラした目を、とても微笑ましく思っています。

作り方は、これもまた驚くほど簡単。
お好みのリボンを、作りたいキーホルダーの長さに合わせてカットします。銀テープのような素材を使う場合は、両面テープで布などに貼り付けて補強しておくと、作業がしやすくなりますよ。
そして、そのリボンの端を、爪付き留め金具で「ガブリ」。これだけです。あとは、金具のカン(輪っか)の部分に、キーホルダーの金具を取り付ければ、あっという間にオリジナルのリボンチャームの完成です。

ここに、さらに一工夫。
100均には、様々な種類のチャームパーツが売られています。イニシャルのチャーム、誕生石を模した色のチャーム、動物やスイーツの形をしたものまで。これらをいくつか組み合わせ、爪付き留め金具のカンに一緒につけてあげると、より一層オリジナリティ溢れる、あなただけの特別なキーホルダーが出来上がります。

カバンにつけたり、ポーチのファスナーにつけたり。ふとした瞬間に、自分の手で作ったものが目に入る喜び。それは、日々の生活に小さな彩りを与えてくれる、ささやかな魔法のようなもの。材料費はわずか数百円。でも、そこから生まれる価値は、お金では計れないほど大きなものになるでしょう。

合わせて使いたい!ネックレスに便利なマグネット式留め具

さて、ここまで爪付き留め金具の魅力と使い方について、熱く語ってまいりました。しかし、ここで一つ、長年アクセサリーと付き合ってきた専門家として、そして人生の先輩として、皆さんにこっそりお教えしたい、とっておきの裏技があります。
それは、特にネックレスを作る際に、革命的とも言えるほどの快適さをもたらしてくれる「マグネット」タイプの留め具の存在です。

【不器用さんの救世主】ピタッと解決!
「手先が不器用で、あの小さなカニカンの開け閉めがどうも苦手で…」
「朝の忙しい時間に、ネックレスの留め具がうまく留められなくてイライラする!」
私の教室でも、こうしたお悩みの声を本当によく耳にします。何を隠そう、私自身も年を重ねるにつれて、指先の感覚が少しずつ鈍くなってきたのか、若い頃のようにスムーズに留め具を扱えなくなってきたと感じることがあります。
そんな時、私たちの救世主となってくれるのが、このマグネット留め具なのです。

これは、両端が磁石になったパーツで、近づけるだけで「ピタッ」と強力にくっつき、少しひねると簡単に外れるという優れもの。このパーツも、最近ではダイソーやセリアのアクセサリーパーツコーナーで見かけるようになりました。
使い方は、先ほど説明したネックレス作りの応用です。爪付き留め金具で端の処理をしたリボンや紐の両端に、カニカンとアジャスターの代わりに、このマグネット留め具のパーツをそれぞれ繋ぐだけ。

たったこれだけで、ネックレスの着脱が、嘘のように簡単になります。もう、鏡の前で悪戦苦闘する必要はありません。首の後ろに手を回し、パーツを近づけるだけ。あのストレスから解放される喜びは、一度味わうと、もう元には戻れないほどです。特に、ご年配の方へのプレゼントとして手作りのネックレスを贈る際には、ぜひこのマグネット留め具を使ってあげてください。その「使いやすさ」という名の思いやりは、どんな高価な宝石よりも、相手の心に温かく響くはずですから。

100均の爪付き留め金具はどこに売ってるまとめ

長い冒険の旅も、いよいよ終着点です。
ダイソーやセリアの広大な売り場の片隅で、あなたの手によって輝きを与えられるのをじっと待っている、あの小さな爪付き留め金具。この記事を手に、あなたはもう迷うことなく、その宝物を見つけ出すことができるはずです。

手芸コーナー、あるいは文具コーナー。時には思いもよらない場所で、それはあなたを待っているかもしれません。その出会いすらも、ハンドメイドという物語の一部として楽しんでみてください。そして、ペンチを手に取り、リボンを挟む。その瞬間から、あなたは単なる消費者ではなく、世界に一つだけの価値を生み出す「創造主」となるのです。

爪付き留め金具の基本的な使い方をマスターすれば、作れるものは無限に広がります。大切な人への想いを込めたネックレス、自分の個性を表現するキーホルダー、日々の暮らしを彩る小さな小物たち。100円という小さな投資から生まれる喜びは、計り知れません。もし、あなたが留め具の着脱に少しでも不便を感じているのなら、マグネット式の留め具という選択肢も思い出してくださいね。

この記事が、あなたの「何かを作りたい」という、その尊い気持ちを力強く後押しできたのなら、30年以上この道を歩んできた私にとって、これ以上の喜びはありません。さあ、冒険の地図はもうあなたの手の中にあります。あなただけの素晴らしい物語を、ぜひ紡いでみてください。きっと、想像以上に心躍る世界が、そこには広がっているはずですから。

の商品の魅力!

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