愛猫との暮らしは幸せですが、毎日の掃除でどうしても悩まされるのが「猫砂の飛び散り」ではないでしょうか。
元気よく猫トイレから飛び出した瞬間に床へ散らばる猫砂を見て、ため息をつくのは飼い主共通の悩みです。
「専用の対策グッズは高いけれど、部屋をきれいに保ちたい」と考えるなら、まずは身近な100均アイテムを活用してみましょう。
本記事では、ダイソーなどの100均で購入できるグッズを使った、コスパ最強の猫砂飛び散り防止アイデアを徹底比較します。
多くの人が迷う「猫トイレカバー」と床に敷く「猫砂取りマット」のどちらが効果的か、それぞれのメリットを検証しました。
例えば、人工芝を代用して作るオリジナルの猫砂飛び散り防止マットは、砂をしっかりキャッチし掃除の手間を減らします。
また、すのこやダンボールを使って自作する、インテリアに馴染むおしゃれな猫トイレカバーのDIYアイデアもご紹介します。
さらに、ダイソーの500円商品を活用した意外な代用テクニックなど、知って得する砂飛び散り防止の情報が満載です。
適切な飛び散り防止対策は、単に掃除を楽にするだけでなく、愛猫にとって清潔な環境を作るためにも非常に重要です。
低コストで最大の効果を発揮するアイデアを取り入れ、猫砂ストレスから解放された快適な生活を手に入れましょう。
ぜひ最後まで読んで、あなたの家にぴったりの解決策を見つけてください。
記事の要約とポイント
- 猫トイレの形状や愛猫の性格に合わせて、100均アイテムでできる最適な猫砂飛び散り防止対策を選ぶ方法を解説します。
- ダイソーの人工芝などを活用して、低コストで高性能な猫砂飛び散り防止マットを自作する代用アイデアを紹介します。
- すのこやダンボールを使ったDIYで、インテリアに馴染むおしゃれな猫トイレカバーや囲いを作る手順を提案します。
- 500円商品などの高機能アイテムも活用し、猫砂の飛び散り防止と掃除のしやすさを両立する賢いテクニックを公開します。
100均で猫砂の飛び散り防止!カバーと猫砂取りマットを徹底比較
「ただいま」と玄関のドアを開けた瞬間、ザリッという嫌な感触が足の裏に伝わる。
ああ、またかと溜息をつきながら見れば、廊下に点々と散らばる猫砂の粒。
愛する我が家の猫が元気に猫トイレから飛び出した勲章なのでしょうが、毎日となると正直、心が折れそうになりますよね。
30年以上、数えきれないほどの猫たちと暮らしてきた私にとっても、この猫砂の飛び散り問題は永遠のテーマでした。
専用の立派な猫砂飛び散り防止マットやおしゃれな猫トイレカバーも試しましたが、これがなかなかにお高い。
そこで行き着いたのが、我らが味方、100均という選択肢です。
この記事では、長年の経験と数々の試行錯誤の末に見つけ出した、100均グッズを使った猫砂対策の全てを、比較しながら徹底的にお話ししていきましょう。
カバーとマット、果たしてどちらがあなたの家の救世主となるのでしょうか。
100均の猫砂飛び散り防止!カバーとマット比較
猫砂
飛び散り防止
100均
猫トイレカバー
猫砂取りマット
猫砂の飛び散り防止には100均グッズが活躍します。猫トイレカバーと猫砂取りマットのどちらが効果的かを徹底比較。ダイソーの人工芝を代用した猫砂飛び散り防止マットや、すのこやダンボールを使ったDIYアイデアを紹介し、それぞれのメリットとデメリットを解説します。愛猫に合う対策を見つけましょう。
- 結論:猫トイレの形状と愛猫の性格でカバーかマットを選ぶのが正解
- マット編|100均で代用!ダイソーの人工芝で作る猫砂飛び散り防止マット
- カバー編|DIYアイデア!すのこやダンボールで自作する猫トイレカバー
- 猫砂取りマットの代用になる意外な100均アイテムとは?
結論:猫トイレの形状と愛猫の性格でカバーかマットを選ぶのが正解
いきなり結論から申し上げましょう。
猫砂の飛び散り防止において、「カバーとマット、どちらが絶対に優れている」という答えは存在しません。
最適解は、あなたの家の猫トイレの形状、そして何より、愛猫の性格によって決まるのです。
これを無視して流行りの方法に飛びついても、結局は無駄な出費に終わってしまうかもしれません。
かくいう私も、若い頃は「これが最新だ!」と飛びつき、結局は愛猫にそっぽを向かれてガラクタを増やした経験が何度もあります。
では、どうやって選べばいいのか。
まずは、ご自身の状況を客観的に見てみましょう。
例えば、壁に向かって勢いよく砂を掻き出すタイプの猫ちゃんには、砂が横や後ろに飛び散るのを物理的に防ぐカバーが有効です。
一方で、トイレから静かに出てくるものの、足の裏にびっしりと砂を付けて歩き回ってしまう子には、その肉球についた砂をキャッチしてくれる猫砂取りマットが効果を発揮するでしょう。
ここで、それぞれの特徴を比較したテーブルをご覧ください。
あなたの猫ちゃんや環境はどちらに近いか、考えながら見てみてください。
| 比較項目 | 猫トイレカバー | 猫砂取りマット |
| 得意な飛び散り方 | 横・後方への豪快な砂かき | 肉球に付着した砂の持ち出し |
| 猫の性格との相性 | 閉所が平気な子向き | 臆病な子でも使いやすい |
| 設置の手間 | DIYが必要な場合が多く、やや手間 | 置くだけで簡単 |
| 掃除のしやすさ | カバー自体に砂が溜まることも | マットに溜まった砂を捨てるだけ |
| コスト(100均) | 数百円〜(材料による) | 100円〜 |
| インテリア性 | DIY次第で部屋に馴染ませやすい | デザインは限定的 |
このように、一長一短があるのがお分かりいただけるでしょうか。
オープンタイプのトイレを使っていて、とにかく砂かきの勢いがすごい「やんちゃさん」なら、まずは囲いとなるカバーを試してみる。
ドーム型のトイレで横への飛び散りは少ないけれど、なぜか部屋のあちこちに砂が落ちている「運び屋さん」なら、トイレの出口にマットを敷いてみる。
これが、失敗しないための第一歩です。
まずは愛猫のトイレでの行動を、そっと観察することから始めてみませんか。
きっと、彼らが「こうして欲しいニャ」と教えてくれているはずですから。
マット編|100均で代用!ダイソーの人工芝で作る猫砂飛び散り防止マット
さて、ここからは具体的な実践編です。
まずは手軽に始められる「マット」から。
専用の猫砂取りマットは、二重構造になっていたり、特殊な素材でできていたりと高機能ですが、安くても1,500円、高いものだと5,000円以上することも珍しくありません。
「効果があるか分からないものに、いきなりその金額は…」と躊躇しますよね。
そこで登場するのが、ダイソーをはじめとする100均で手に入る人工芝です。
これが、驚くほど優秀な代用品になるのです。
なぜ人工芝が良いのか。
その秘密は、適度な硬さの芝目が猫の肉球を優しく刺激し、指の間に挟まった猫砂を掻き出してくれる点にあります。
猫がトイレから出るときに必ずこの上を歩くように設置すれば、面白いように砂がマットの上に落ちるでしょう。
私が最初にこのアイデアを試したのは、今から15年ほど前、保護したばかりの子猫「ソラ」との生活でのことでした。
ソラはとにかく元気に砂を掻き、そして肉球にたくさん砂を付けて出てくる子でして。
ある日、庭いじりのために買っておいたダイソーの30cm四方の人工芝が目に留まり、「もしかして…」と猫トイレの前に置いてみたのが始まりでした。
結果は、予想以上。
翌朝の掃除で、いつもなら広範囲に散らばっていた砂が、その緑のマットの上にこんもりと集まっていたのです。
思わず「やった!」と声が出ましたね。
ただし、ここで一つ、私の失敗談をお話しさせてください。
最初に試したとき、私はケチって人工芝をたった1枚しか置きませんでした。
すると、ソラは器用にそれを飛び越えて出てきてしまうのです。
これでは意味がありません。
猫が絶対に踏まざるを得ないように、トイレの出口を塞ぐように最低でも2枚、できれば3〜4枚を連結させて広いエリアをカバーするのが成功の秘訣です。
ダイソーのジョイント式の人工芝なら、パズルのように繋ぎ合わせるだけで簡単に広さを調整できますから、ぜひ試してみてください。
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人工芝は猫が嫌がりませんか?爪が引っかかったりしないか心配です。
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非常に良い質問です。猫の性格によっては、初めて見る人工芝の感触を嫌がることがあります。最初は遠巻きに眺めているだけかもしれません。無理強いはせず、まずはおやつを置くなどして「ここは安全な場所だよ」と教えてあげてください。また、芝の長さが長すぎたり、硬すぎたりする製品は避けた方が無難です。ダイソーで売られているような、比較的芝が短く柔らかいタイプから試すことをお勧めします。爪の引っかかりについては、定期的に爪を切っていればほとんど問題になることはありませんが、設置後はしばらく様子を見てあげてくださいね。
人工芝を使った猫砂飛び散り防止マットの作り方は至って簡単。
猫トイレのサイズや形状に合わせて、必要な枚数を購入し、連結させるだけ。
もしトイレが部屋の隅にあるなら、L字型に配置するのも効果的です。
掃除も簡単で、マットごと持ち上げて、溜まった砂をゴミ箱に捨てるだけ。
たまに水洗いすれば清潔に保てます。
わずか数百円の投資で、毎日の掃除の手間が劇的に減るのですから、試さない手はありません。
これが、私が30年以上かけてたどり着いた、コスパ最強の砂飛び散り防止策の一つなのです。
カバー編|DIYアイデア!すのこやダンボールで自作する猫トイレカバー
マットで肉球についた砂を取る方法がある一方で、そもそも砂を外に掻き出させない、というアプローチが「カバー」です。
特に、壁に向かってお尻を高く上げ、ザッザッと豪快に砂を蹴り上げるタイプの猫には絶大な効果を発揮します。
市販の猫トイレカバーはデザイン性も高く魅力的ですが、これもまた値が張るもの。
しかし、ご安心ください。
100均のすのこや、家庭にあるダンボールを使えば、驚くほど安価でおしゃれな猫トイレカバーをDIYすることができるのです。
私の最初のDIY猫トイレカバーは、今思えば笑ってしまうような代物でした。
20年ほど前、愛猫の「ミケ」がそれはもう見事な砂かけ職人でして、トイレの周りは常に砂漠状態。
頭を悩ませた私は、スーパーでもらってきた大きめのダンボールで、ただトイレを四角く囲っただけのものを作りました。
見た目は最悪でしたが、効果はてきめん。
壁への飛び散りはほぼゼロになりました。
これが私のカバー作りの原点です。
しかし、この初代カバーには大きな欠点がありました。
ダンボールは湿気に弱く、猫のおしっこが少しでもかかると、すぐにふやけて臭いの原因になってしまったのです。
数週間で使い物にならなくなり、これはダメだと悟りました。
この失敗から学んだ教訓は、「素材選びとメンテナンス性が重要」ということです。
そこで次に取り組んだのが、100均のすのこを使ったDIYです。
すのこは通気性が良く、ダンボールより遥かに丈夫。
そして何より、木材のナチュラルな風合いがインテリアにも馴染みやすいのが魅力でした。
【100均すのこを使った簡単猫トイレカバーの作り方(テキスト版)】
- 材料集め: ダイソーなどで、猫トイレのサイズに合うすのこを4枚(側面用)と、天板用に1枚(少し大きめが望ましい)購入します。結束バンドも忘れずに。
- 組み立て: 猫トイレを囲むように、すのこを「コ」の字型に立てます。この時、すのこの裏側のゲタ(出っ張り)が外側になるように組むと、安定しやすくなります。
- 固定: 立てたすのこ同士の角を、結束バンドで数カ所しっかりと固定します。工具は一切不要です。
- 天板を置く: 最後に、天板用のすのこを上に乗せれば完成です。天板は固定せず、乗せるだけにしておくのがポイント。こうすることで、掃除の際に簡単に取り外せます。
この方法なら、わずか500円ほどで、機能的かつ見た目も悪くない猫トイレカバーが完成します。
さらにアレンジとして、側面にフックを取り付けてスコップを掛けたり、水性ペンキで好きな色に塗ったりするのも楽しいでしょう。
DIYの醍醐味は、自分の家の環境や猫の特性に合わせて、自由にカスタマイズできる点にあります。
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DIYしたカバーは掃除が大変ではないですか?
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設計次第で、掃除の手間は大きく変わります。先ほど紹介したように、天板を固定せずに乗せるだけの「蓋方式」にすれば、上から簡単にトイレ本体を取り出せます。また、前面だけはすのこを立てかけずにオープンにしておくと、猫の出入りがしやすくなるだけでなく、日々の砂の片付けも楽になります。重要なのは「密閉しない」こと。適度な隙間と、簡単に分解・移動できる構造を意識すれば、掃除のハードルはぐっと下がりますよ。
ダンボールを使う場合も、失敗から学んだ知恵があります。
内側に100均で売っている防水性の高いリメイクシートやアルミシートを貼るのです。
これだけで耐久性が格段にアップし、汚れもサッと拭き取れるようになります。
あなたの創造力と少しの手間で、愛猫のための快適なプライベート空間を作ってあげてみてはいかがでしょうか。
猫砂取りマットの代用になる意外な100均アイテムとは?
ダイソーの人工芝が猫砂取りマットの代用品として非常に優秀なのは先ほどお話しした通りですが、実は100均には、他にも「これも使えるの?」と驚くようなアイテムが眠っています。
猫の性格や猫砂の種類によっては、人工芝よりも相性が良いものが見つかるかもしれません。
ここでは、私が実際に試して効果があった、意外な代用アイテムをいくつかご紹介しましょう。
長年猫と暮らしていると、あらゆる日用品が「これは猫グッズに使えないか?」という視点で見えてくるから不思議なものです。
まずは、キッチンや水回りで使う「ワイヤーネット(シンクスノコ)」です。
プラスチック製で、網目状になっているあの商品ですね。
これが、特に大粒の木質ペレットや紙製の猫砂を使っている場合に効果を発揮します。
網目の隙間に、肉球に挟まった大きな粒がポロリと落ちる仕組みです。
利点は、掃除が非常に楽なこと。
下に落ちた砂は、掃除機で吸うか、ちりとりで集めるだけ。
マット自体が汚れることが少ないので、衛生的に保ちやすいのです。
ただし、鉱物系の細かい砂にはあまり効果がないかもしれません。
次に、玄関マットやバスマット。
特に、短いループ状のパイルでできているものが狙い目です。
このループが、人工芝と同じように猫の肉球の間に入り込み、砂を絡め取ってくれます。
100均の玄関マットはデザインも豊富なので、インテリアに合わせて選べるのも嬉しいポイント。
少し毛足の長い「もふもふ」したタイプは、猫が気持ちよがって上でくつろいでしまうこともありましたが、肝心の砂取り効果はまずまずでした。
洗濯機で丸洗いできる製品を選べば、お手入れも簡単です。
ここで、それぞれの代用品のメリットとデメリットを比較してみましょう。
| 代用アイテム | メリット | デメリット | おすすめの猫砂タイプ |
| 人工芝 | 砂の捕集力が高い、水洗い可能 | 猫によっては感触を嫌がる | 鉱物系、おから系など小粒タイプ |
| ワイヤーネット | 掃除が楽、衛生的 | 細かい砂はすり抜けてしまう | 木質ペレット、紙系など大粒タイプ |
| 玄関・バスマット | デザイン豊富、洗濯可能 | 砂がパイルの奥に入り込むと取りにくい | 全般的に対応可能 |
| ジョイントマット | 衝撃吸収性、広範囲をカバー可能 | 表面の凹凸が浅いと効果が薄い | 全般的に対応可能 |
最後に、少し変わり種として「珪藻土マット」を試したこともあります。
これは、飛び散ったおしっこを吸い取ってくれるのでは、という期待からでした。
結果として、砂取り効果はほとんどありませんでしたが、トイレ周りの湿気対策にはなりました。
まさに試行錯誤の連続ですね。
このように、100均には猫砂取りマットの代用となる可能性を秘めたアイテムがたくさんあります。
固定観念に縛られず、「これはどうだろう?」と試してみる遊び心が、思わぬ大発見に繋がることも。
あなたの家の猫ちゃんにぴったりの「シンデレラマット」を探す冒険も、また猫との暮らしの楽しみの一つではないでしょうか。
100均グッズで賢く対策!猫トイレ周りの猫砂飛び散り防止術
ここまで、猫砂飛び散り防止の二大巨頭である「マット」と「カバー」に焦点を当ててきましたが、専門家としてお伝えしたいのは、対策はそれだけではないということです。
猫トイレ周りの環境を総合的に見直すことで、100均グッズの効果をさらに高めることができます。
これは、いわば点ではなく、面で問題を捉えるアプローチです。
2023年の夏、私は個人的な調査として、近隣のダイソー、セリア、キャンドゥの3店舗を巡り、「猫砂対策に使えそうなアイテムリスト」を作成してみました。
その数、実に50種類以上。
これらのアイテムをどう組み合わせるかが、腕の見せ所というわけです。
例えば、多くの人が見落としがちなのが「壁」の防御です。
猫がおしっこをする際、スプレー行動でなくとも、少しお尻を上げて壁に飛ばしてしまうことがあります。
これが壁紙に染み込むと、臭いの原因になりかねません。
そこで役立つのが、100均で売っている「PPシート(プラスチック段ボール)」や「リメイクシート」です。
猫トイレ周りの壁にこれを貼っておくだけで、汚れをサッと拭き取れるようになり、壁紙を守ることができます。
特に、賃貸住宅にお住まいの方には強くお勧めしたいアイデアです。
また、掃除のしやすさを追求することも、飛び散りストレスを軽減する上で非常に重要。
猫トイレそのものを、キャスター付きの台に乗せるというのも一つの手です。
100均でも小さなキャスター付きの花台などが売られています。
これに乗せれば、トイレを軽々と動かせるようになり、トイレの裏や下に溜まった砂も簡単に掃除機をかけることができます。
「掃除が面倒だから、見て見ぬふり…」という負のループから抜け出せるのです。
さらに、猫トイレの「動線」をデザインするという考え方もあります。
トイレから出た猫が、すぐにリビングなどの広い空間に駆け出していけないように、あえて障害物を置くのです。
例えば、100均のワイヤーネットを数枚組み合わせ、トイレの出口に短い迷路のような通路を作ります。
その通路の床に人工芝マットを敷き詰めれば、猫はその上を数歩歩かざるを得なくなり、肉球の砂が効率的に落ちるというわけです。
少し大掛かりに聞こえるかもしれませんが、結束バンドで固定するだけなので、実はとても簡単。
愛猫のジャンプ力や性格を考慮して、最適な高さや長さの通路を作ってあげてください。
これらの工夫は、一つ一つは小さなことかもしれません。
しかし、これらを組み合わせることで、猫トイレ周りは驚くほど清潔で管理しやすい空間に変わります。
マットを敷いて、カバーを付けて、壁を保護して、掃除しやすくする。
この多角的な防御策こそが、100均グッズを最大限に活用した、賢い砂飛び散り防止術なのです。
100均で賢く対策!猫トイレの砂飛び散り防止術
100均
猫トイレ
砂飛び散り防止
ダイソー
500円
猫トイレ周りの砂飛び散り防止には、ダイソーの500円商品などの100均アイテムが役立ちます。ワイヤーネットでの囲い作成などのアイデアから、猫砂の選び方やトイレの置き場所まで根本的な解決策も提案。低コストで効果的な猫砂飛び散り防止対策を実践し、毎日の掃除を楽にするための総括的な情報をまとめました。
- ダイソーの500円商品も!囲いを作る砂飛び散り防止の簡単アイデア
- ファイルボックスやワイヤーネットを使った簡単DIYアイデア
- 根本解決へ!猫トイレの置き場所と猫砂の選び方のポイント
- 100均グッズで快適に!猫砂の飛び散り防止対策まとめ
ダイソーの500円商品も!囲いを作る砂飛び散り防止の簡単アイデア
100均といえば110円(税込)の商品が基本ですが、最近のダイソーでは200円、300円、そして500円といった価格帯の商品も充実しています。
「100均で500円は高い」と感じるかもしれませんが、その価格差に見合うだけの価値がある、飛び散り防止にうってつけのアイテムが存在するのです。
私が特に注目しているのは、ダイソーの500円商品である「ランドリーバスケット」や「収納ボックス」の類です。
これらは、本来の用途とは全く違いますが、発想を転換すれば、理想的な猫トイレの「囲い」や「ハーフカバー」になり得ます。
なぜ500円商品が良いのか。
その理由は、100円商品にはない「サイズ感」と「頑丈さ」にあります。
一般的な猫トイレがすっぽりと収まる大きさでありながら、プラスチックに適度な厚みと重さがあるため、猫が寄りかかったり、勢いよく砂を掻いたりしても、ぐらついたり倒れたりする心配が少ないのです。
私がこの方法を試すきっかけとなったのは、知人宅で飼われているメインクーンの「レオ君」でした。
彼は体重8kgを超える大型の猫で、普通の猫トイレでは体がはみ出しそう。
当然、砂かきのパワーも尋常ではなく、100均のすのこで作ったような簡易的なカバーでは、すぐに破壊されてしまうとのことでした。
そこで私が提案したのが、ダイソーで販売されていた、大きめの四角いランドリーバスケット(当時500円)を活用する方法です。
やり方は信じられないほど簡単。
バスケットの側面の一箇所を、猫が出入りしやすいようにカッターでU字型に切り取るだけ。
あとは、その中にいつも使っている猫トイレを設置すれば完成です。
これだけで、高さのある頑丈な壁が三方を囲む形になり、砂の飛び散りが劇的に改善されました。
レオ君も、少し広くなった個室空間が気に入ったのか、以前よりも落ち着いてトイレを使ってくれるようになったそうです。
このアイデアの利点は、何と言ってもその手軽さ。
DIYと呼ぶのもおこがましいほどの簡単な作業で、効果的な砂飛び散り防止が実現します。
また、プラスチック製なので、汚れたら丸ごと水洗いできるメンテナンス性の高さも魅力です。
デザインもシンプルな白やグレーのものが多いので、インテリアを損なうことも少ないでしょう。
もし、あなたの愛猫が大型の猫であったり、特に砂かきの力が強い「パワフルタイプ」であったりするならば、100円商品にこだわらず、少しだけ予算を上げて500円商品を検討してみる価値は十分にあります。
ランドリーバスケットの他にも、おもちゃ用の収納ボックスや、書類整理用の大きなファイルボックスなど、あなたの家の猫トイレにぴったりの「シンデレラフィット」する商品が、ダイソーのどこかの棚に眠っているかもしれません。
宝探しのような気分で、店内を探してみてはいかがでしょうか。
ファイルボックスやワイヤーネットを使った簡単DIYアイデア
「すのこやランドリーバスケットも良いけれど、もっと手軽に、今すぐできる方法はないの?」
そんなせっかちなあなたのために、さらに簡単なDIYアイデアをご紹介しましょう。
使うのは、事務用品コーナーにある「ファイルボックス」と、もはやDIYの定番素材である「ワイヤーネット」です。
これらは加工が非常に簡単で、工具もほとんど必要ないため、DIY初心者の方にこそ試していただきたい方法です。
まずはファイルボックスを使ったアイデア。
A4サイズの書類を立てて収納する、あのプラスチック製の箱です。
これを複数個(3〜4個が目安)用意し、猫トイレの周りに立てて並べるだけで、即席の「囲い」が完成します。
ポイントは、幅が広いタイプのファイルボックスを選ぶこと。
安定感が増し、ちょっとやそっとでは倒れません。
これだけでも、横方向への砂の飛び散りをかなり防ぐことができます。
一時的な対策としては十分すぎるほどの効果がありますし、不要になれば本来の収納用品として使えるので無駄がありません。
私がまだ駆け出しのブリーダーだった頃、急に子猫を預かることになった際に、この方法で簡易的なトイレ環境を整えたことがあります。
その手軽さと即効性には、当時本当に助けられました。
そして、応用範囲の広さで言えばワイヤーネットの右に出るものはありません。
100均には様々なサイズのワイヤーネットと、それらを連結するための専用ジョイント、そして固定するための結束バンドが豊富に揃っています。
これらを組み合わせることで、あなたの家の猫トイレに合わせたオーダーメイドのカバーを、まるでブロック遊びのように作ることが可能です。
例えば、猫トイレの三方を囲む「コの字型」カバー。
トイレのサイズに合わせてワイヤーネットを3枚選び、角をジョイントか結束バンドで固定するだけ。
高さが足りなければ、ワイヤーネットを縦に2段重ねることもできます。
前面を開けておくことで猫の出入りを妨げず、掃除もしやすいのが特徴です。
しかし、これだけだと、賢い猫は上から砂を掻き出してしまうかもしれません。
そんなときは、天板としてもう一枚ワイヤーネットを乗せれば、ほぼ完璧なドーム型のカバーが完成します。
ワイヤーネットDIYの最大のメリットは、その「通気性」と「拡張性」です。
格子状になっているため、臭いや湿気がこもりにくく、猫も圧迫感を感じにくいようです。
また、「もう少し高くしたい」「入り口の幅を狭くしたい」といった調整が、後からでも簡単にできるのも魅力。
季節に合わせて夏は風通し良く、冬はブランケットを掛けて保温する、なんて使い方もできますね。
ただし、注意点もあります。
ワイヤーの隙間に猫の足や首が挟まることのないよう、格子の細かいものを選んだり、危険そうな箇所には布を巻いたりする配慮が必要です。
また、結束バンドで固定する際は、余った部分を猫が噛みちぎって誤飲しないよう、ギリギリでカットし、切り口が鋭利にならないようにヤスリをかけるなどの一手間を惜しまないでください。
安全への配慮さえ怠らなければ、ワイヤーネットはあなたのアイデア次第で無限の可能性を秘めた、最強のDIY素材となるでしょう。
根本解決へ!猫トイレの置き場所と猫砂の選び方のポイント
これまで様々な100均グッズを使った対症療法的なアイデアをご紹介してきましたが、30年以上猫と向き合ってきた専門家として、どうしてもお伝えしたいことがあります。
それは、飛び散り問題の「根本原因」に目を向けることの重要性です。
いくら素晴らしいカバーやマットを用意しても、猫がストレスを感じるトイレ環境であったり、飛び散りやすい猫砂を使い続けていたりすれば、いたちごっこになってしまいます。
まず、猫トイレの置き場所についてです。
あなたは、どこに猫トイレを置いていますか?
人間の都合で、部屋の隅や廊下の片隅に追いやられてはいないでしょうか。
猫にとって、排泄は非常に無防備になる瞬間です。
そのため、騒がしい場所や人の往来が激しい場所では落ち着いて用を足せず、慌てて飛び出してしまうことがあります。
これが、砂を盛大に撒き散らす原因の一つになるのです。
理想的なのは、「静かで、落ち着ける、かつ、いざという時に複数のルートで逃げられる場所」。
例えば、リビングの隅でも、テレビから離れていて、部屋の出入り口が視界に入るような場所が良いでしょう。
猫の祖先は砂漠で暮らしていたため、見晴らしの良い場所を好む習性があります。
トイレ環境が猫の心身の健康に与える影響は非常に大きく、不適切な環境はストレスから膀胱炎などの病気を引き起こす可能性も指摘されています。
動物の福祉に関する考え方は、動物の愛護及び管理に関する法律にも示されている通り、飼い主が配慮すべき重要な責任です。
一度、愛猫の視点に立って、今のトイレの場所が本当に快適か、見直してみてください。
次に、猫砂そのものの選び方です。
猫砂と一口に言っても、素材や粒の大きさは多岐にわたります。
そして、その種類によって飛び散りやすさは天と地ほども違うのです。
私の長年の経験に基づく、あくまで体感ですが、「飛び散りやすい猫砂ランキング」は以下のようになります。
- 第1位:鉱物系(ベントナイト)の細かい粒
- 猫からの人気は絶大ですが、軽くて肉球に付きやすく、飛び散りやすさはダントツです。
- 第2位:紙製の軽い粒
- 軽いため、砂かきの勢いで遠くまで飛んでいきます。静電気で猫の毛に付着することも。
- 第3位:おから系の軽い粒
- 紙製と同様、軽さが飛び散りの原因になります。
逆に、飛び散りにくいのは、粒が重い鉱物系の大粒タイプや、粒が大きく重さのある木質ペレット、システムトイレ用の砂などです。
ただし、ここで重要なのは、猫自身の好みです。
人間が「飛び散らないから」という理由だけで砂を変えても、猫が気に入らなければトイレ以外の場所で粗相をしてしまう原因になりかねません。
猫の泌尿器系の健康に関する情報は、例えば東京大学動物医療センターのウェブサイト( https://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/vmc/ )など、専門的な機関で学ぶことができますが、トイレの失敗は病気のサインである可能性も視野に入れるべきです。
砂を切り替える際は、今までの砂に新しい砂を少しずつ混ぜて、数週間かけてゆっくりと慣らしていくのが鉄則です。
100均グッズでの対策は、あくまで「飛び散ってしまった砂をどう処理するか」という問題へのアプローチです。
しかし、トイレの場所を見直し、愛猫の好みを尊重しつつ、少しでも飛び散りにくい猫砂を選ぶという「発生源対策」を同時に行うことで、問題は劇的に改善されるはずです。
ぜひ、この両輪で取り組んでみてください。
100均グッズで快適に!猫砂の飛び散り防止対策まとめ
さて、長い道のりでしたが、100均グッズを駆使した猫砂の飛び散り防止対策について、私の知る限りの全てをお話ししてきました。
私たちは、ダイソーの人工芝がいかに優れた猫砂取りマットの代用品になるかを知り、すのこやダンボールで愛猫だけの特別な猫トイレカバーをDIYする方法を学びました。
さらに、ファイルボックスやワイヤーネットといった意外なアイテムが、驚くほど手軽な解決策になることも発見したはずです。
しかし、最も心に留めておいていただきたいのは、見出しの二番目にお伝えした結論、すなわち「最適解は猫トイレの形状と愛猫の性格で決まる」という事実です。
この記事で紹介した数々のアイデアは、あくまで選択肢の一つに過ぎません。
あなたの愛猫は、豪快に砂を蹴り上げるアスリートタイプですか?
それとも、肉球に砂を付けたまま静かに歩き回る運び屋タイプでしょうか。
まずは、じっくりと愛猫の行動を観察し、その子の個性を見極めることから始めてください。
そこから、あなたの家の環境に合った最適な対策法が、自ずと見えてくるはずです。
猫砂の飛び散りは、確かに面倒で、時には私たちをうんざりさせる問題かもしれません。
ですが、少しの工夫と100均という強い味方がいれば、それは解決できない問題では決してありません。
むしろ、愛猫のために何が良いかと頭を悩ませ、試行錯誤する時間そのものが、愛猫との絆を深める貴重なコミュニケーションになるのではないでしょうか。
今回ご紹介したアイデアをヒントに、ぜひあなただけのオリジナルな対策を見つけ出し、猫砂のストレスから解放された、より快適で愛情に満ちた猫との暮らしを実現してください。
あなたの挑戦を、心から応援しています。
参考






